夫婦ゴルフ

今週の一冊

TOP
今週の一冊(BackNumber)

「タイトル別検索」「作家別検索」は、
TOPページの
グーグル(サイト内)検索をご利用下さい。

全英オープン殺人事件

キース・マイルズ  訳=永井 淳

セント・アンドリュースで殺人!!

全英オープン殺人事件
キース・マイルズ
訳=永井 淳
1990年12月15日 徳間文庫

KAZU(kmgh@angel.ocn.ne.jp)

amazon なら、
中古本が、
1円で、
購入できます。
(2008年09月現在)

ゴルフ情報!! 
「ゴルフ本」情報!! は、こちらへ

舞台は、198*年のセント・アンドリュースでの全英オープン。
新聞配達の少年のラジオからは、
ロッド・スチュアート、カルチャークラブ、ボウイ・ジョージの音楽が流れてくる。

どうしても優勝したいと考えているゴルファーが、
主人公の元チャンピオンのアラン・サクソンを狙う。

予選ラウンドから、最終日まで、ドキドキのストーリーが展開されます。


ゴルフ小説・ゴルフミステリーが成立するか、
ということは、ずっと言われていたことなのだが、
解説の小鷹信光によると、4つの条件を満たしていれば・・・OKと言えそうだ。と。
この小説で言えば、

1.作者はめいっぱいゴルフの世界にのめりこんでいなければいけない。
・・・作者は、イギリスの作家で本書がミステリーのデビュー作。
次作も同一主人公で続編を書き上げている。ゴルフ狂と言える。

2.主人公である探偵もしくは素人探偵がゴルフ狂いの男であること。
・・・元チャンピオンのちょっと落ち目のプロ・ゴルファー。
キャンピングカー暮らしの渡り鳥という設定は、
ネオ・ハードボイルド派の私立探偵さんたちとも通じておもしろい。

3.ミステリー好きの読者もゴルフ好きの読者も同時に楽しめるものでなければならない。
同時に両方が好きという読者が増えることを願っている。
・・・読んでみてほしいですね。

4.翻訳者自身もかなりのゴルフ狂いでなければいけない。
・・・訳者の永井淳は、正真正銘のゴルフ狂である。
年間百数十ラウンドをこなし、その四分の一は80を切ってしまう。
リンクス・ランドが大好きだ。
・・・ゴルフをしないだろうと思われる訳者が書いた訳本を読んだことがあるが、
それはひどいものだった
・・・覚えがあります。(KAZU)

「全英オープン殺人事件」は、すべて完備した申し分のない作品です。

                               (2008.09.30)

・・・